あなたの「帰る場所」はどこですか?心に問いかける探偵物語
『帰れない探偵』は、第77回読売文学賞〈小説賞〉を受賞し、多くの読者の心を掴んできた柴崎友香さんの代表作です。時間や記憶、場所の重なりを繊細に描いてきた柴崎さんが今回綴るのは、まさに「全く新しい探偵小説」。主人公は、ある日突然、探偵事務所兼自宅に帰れなくなってしまった“わたし”。地図を読むのが得意で、決して道に迷うことのないはずの“わたし”が、自分の部屋へ通じる路地を見つけられないんです。

“帰れない探偵”となった“わたし”は、さまざまな依頼を受けながら街から街へと旅をします。その中で、失われた過去や人々の思いと向き合い、激しく変化する世界の中で「帰る場所」とは何かを静かに問いかけていくんです。近未来的でありながら、私たちの生きる今とも地続きの世界が描かれていて、きっと心に響くものがあるはずです。
豊田エリーさんの優しい声で、物語の世界へ
この心温まる物語の朗読を担当するのは、舞台を中心に活躍されている俳優・豊田エリーさん。

豊田エリーさんは、主人公“わたし”の視点にそっと寄り添いながら、街の気配や人々の息づかいを丁寧に表現してくださっています。音声で聴くことで、物語の余白や沈黙までもが、より深く心に響き、まるで自分も探偵と一緒に街を歩いているような気持ちになれるでしょう。
豊田エリーさんご自身も、「まるで“今から十年くらいあと”の世界へと足を踏み入れ、探偵の“わたし”とともに旅をしているようで、本当に豊かで、かけがえのない読書体験になりました」とコメントされています。一冊を通して朗読するのは初めてだったそうですが、「ディレクターさんやミキサーさんが丁寧に演出やご助言をくださったことが心強く、とても楽しい収録のひと時でした」と語っていらっしゃいます。
著者・柴崎友香さんのメッセージ
そして、著者である柴崎友香さんも、オーディオブック化をとても喜んでいらっしゃいます。

「“探偵” は知らない街を訪れ、歩いて、人の話を聞き、また別の場所へ移っていきます。そこで見る街並みや海辺、聞く音、出会う人たち、彼らの語る記憶が、豊田エリーさんの声によって浮かび上がり、想像が広がっていきます。聴かれた方の心に響いて、この小説の世界を探偵といっしょに旅するように味わってもらえると思います」とコメントを寄せています。豊田エリーさんの朗読によって、物語の世界がさらに豊かに広がることを期待しているようですね。
Audibleで『帰れない探偵』の旅路を体験しませんか?
「今から十年くらいあとの話。」というフレーズが繰り返されるこの作品。少し先の未来を想像しながら、探偵の“わたし”とともに街を歩くように、耳で広がる物語の世界をAudibleで楽しんでみませんか?
もし今、あなたが少し立ち止まって「自分の場所ってどこだろう?」と考えているなら、この物語がそっと寄り添ってくれるかもしれません。ぜひ、この特別なオーディオブックを体験してみてくださいね。
作品詳細はこちらからどうぞ!
『帰れない探偵』Audible作品ページ
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