香川の伝統と職人の魂が織りなす物語
この物語の舞台は、美しい自然が広がる香川県と、裁判が行われる東京を行き来します。
香川パートでは、日本最高級の石材「蕃永石」に人生をかける職人たちの情熱と葛藤が描かれます。伝統を守り抜くのか、それとも未来のために新しい道を選ぶのか……。彼らの誇り高き生き様は、私たち自身の仕事や人生における選択にも、深く通じるものがあるのではないでしょうか。
一見、無関係に思える二つの物語が、やがて一つに繋がっていく展開は、まさに圧巻。ページをめくる手が止まらなくなること間違いなしです!
法廷で輝く、佐方弁護士の信念
主人公の佐方貞人弁護士のもとに、大学時代の旧友・久保利典からの弁護依頼が舞い込みます。不同意性交等罪で訴えられ、無実を訴える久保を信じると決めた佐方は、不利な証拠が揃う中、逆転のチャンスを掴むためにある「奇策」を講じます。
法廷での佐方の弁論は、まさに胸が熱くなるほど。彼の真っ直ぐで揺るぎない正義感は、検事時代からまったく変わっていません。どんな困難な状況でも、真実を追い求める佐方の姿は、私たちに「諦めない心」の大切さを教えてくれます。

20年越しの真実と、秘められた悲しい決意
事件の真相を追う佐方は、久保を告発した女性の動機を探る中で、約20年前に香川で起きたある石職人の死亡事故へと行き着きます。この事件の「真実」を知ることは、20年前に亡くなった石職人の人生を紐解くことでもありました。
なぜ彼女は、捨て身の告発に及んだのか? 秘められたあまりにも哀しい決意に、佐方はどう決着をつけるのでしょうか。「事実と真実は違います」――佐方の言葉の意味が明らかになる時、きっとあなたの心にも深い感動が訪れるでしょう。
サイン会情報
柚月裕子さんのサイン会が各地で開催されます。直接お会いできる貴重な機会、ぜひ足を運んでみてくださいね。
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【東京】日時:2026年3月28日(土)14:00~ 場所:三省堂書店神田神保町本店
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【仙台】日時:2026年4月10日(金)18:00~ 場所:喜久屋書店仙台店
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【山形】日時:2026年4月11日(土)14:00~ 場所:八文字屋北店
※受付人数には上限があります。
書誌情報

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タイトル:誓いの証言
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著者:柚月裕子
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発売日:2026年3月26日(木)※電子書籍同日配信
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定価:2,090円(本体1,900円+税)
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体裁:四六判上製 単行本
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頁数:384頁
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発行:株式会社KADOKAWA
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試し読み公開中!:https://kadobun.jp/trial/chikainoshogen2603/entry-153790.html
「佐方貞人」シリーズについて
検察官を辞めて刑事事件を専門に扱う弁護士に転身した「ヤメ検」佐方貞人が、難解な事件の真相を追う法廷ミステリーです。これまでに『最後の証人』(弁護士時代)、『検事の本懐』『検事の死命』『検事の信義』(検事時代)の4作が刊行されており、TVドラマ化もされた人気シリーズです。今作は久しぶりの弁護士編で、佐方の新たな活躍に期待が高まりますね。
著者紹介

柚月 裕子(ゆづき ゆうこ)
1968年岩手県生まれ。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。その後も数々の賞を受賞し、『孤狼の血』は映画化され大ヒットしました。私たちの心を揺さぶる物語を次々と生み出す柚月さんの作品は、常に読者の期待を超えてくれます。
最後に
『誓いの証言』は、単なるミステリー小説ではありません。そこには、伝統を守る職人の誇り、友を信じる強い絆、そして真実を追い求める揺るぎない正義が描かれています。
ページを閉じた後、きっとあなたの心には、登場人物たちの情熱が残るはず。そして、どんな困難な状況でも、自分の信念を貫くことの大切さを改めて感じられるでしょう。この物語が、あなたの毎日を少しでも前向きにする、そんな「誓いの証言」となることを願っています。





