物語の舞台は1928年のニューヨーク
物語の舞台は1928年のニューヨーク。物理学教授ディラードの邸宅で起きた殺人事件から、童謡「マザー・グース」に見立てられた不気味な連続殺人事件へと発展していきます。謎が深まるばかりの難事件に挑むのは、小南光司さん演じる素人探偵ファイロ・ヴァンス。
須貝版では、元刑事の私立探偵サイモン・ブレイ(中本大賀さん)というオリジナルキャラクターが登場!探偵のヴァンス、地方検事のジョン・F・X・マーカム(山本佳志さん)とともに、この3人のトリオが事件の真相へと迫る姿は必見です。

個性豊かなキャラクターたちと緻密な推理
第一の殺人事件をきっかけに集まる捜査陣と屋敷の関係者たちは、全員が個性的でどこか怪しげな雰囲気。物語が進むにつれて、それぞれが抱える問題や秘密が少しずつ明らかになっていくんです。当初は全員が容疑者という状況から、容疑者たちの言動や探偵陣のセリフ、視線を手がかりに、パズルのピースを拾い集めるように真相に迫っていく構造は、本格ミステリーの醍醐味を存分に味わわせてくれます。
小南光司さん演じるヴァンスは、余裕のある態度で、まるで事件全体をゲームのように楽しんでいるかのよう。その掴みどころのない異質な存在感が際立っています。彼の言葉一つひとつに意味があると言われる中で、軽やかに放たれるセリフの真意が、クライマックスで線として繋がっていく瞬間は、きっと快感ですよ!小南さんの持つ知性や品性、そして色気が混ざり合い、この作品でしか出会えないヴァンス像が生まれています。

中本大賀さん演じるサイモンは、天才肌のヴァンスとは対照的に、観客が共感しやすい感情的な一面を持つキャラクター。彼の存在が、複雑な事件の渦中へと私たちを自然と引き込んでくれるんです。そして、SHOW-WAのメンバーとしても活躍する山本佳志さん演じるマーカムは、緊迫した事件現場に柔らかな空気をもたらし、作品に心地よいリズムを生み出しています。この3人の推理の面白さに、容疑者たちの愛憎劇が絡むのが、本作の大きな見どころです。
渡辺みり愛さん演じるベル・ディラードは、華やかで慈愛に満ちた振る舞いで物語を動かすキーパーソン。陰山泰さんのバートランド・ディラード教授の重厚な佇まい、木ノ本嶺浩さんのアドルフ・ドラッカーの偏屈さとピュアさが混ざった独特な存在感、小見川千明さん演じるメイドのデイジー・パインの二面性、近藤雄介さん演じる数学者シガード・アーネッソンの有能さ、そして松村優さん演じるレイモンド・スパーリングと碕理人さん演じるジョン・パーディーの確かな友情。全員の個性が際立っていて、誰一人として見逃せません!

キャストの皆さんのコメントから伝わる舞台への熱意
開幕に先立って行われた囲み取材では、キャストの皆さんの舞台への熱い思いが語られました。
小南光司さんは「セリフ量も情報量も多く、稽古からずっと密度の濃い日々でした」と振り返りながらも、「博品館劇場で初日を迎えられることがとても嬉しい」と喜びを語っていました。ヴァンス役については「推理自体をゲームのように楽しんでいる人物という解釈で、自分がお芝居を楽しむ感覚をそのままぶつけてきた」とのこと。「異様な空気をお客様に感じてもらえたら」と意気込みを語っていました。

オリジナルキャラクターを演じる中本大賀さんは、「ヴァンスが感情を表に出さないぶん、観客の感情も一緒に動かせるようなキャラクターを意識した」と役作りについてコメント。「公演を重ねるごとにさらにブラッシュアップしていきたい」と前向きな姿勢を見せていました。

SHOW-WAのメンバーとして活動する山本佳志さんは、今作がグループ加入後初の舞台!「グループのMCでファンの空気感を読む感覚が、マーカムとして観客の感情を代弁する役割に通じていると感じた」と、これまでの経験が役作りに活かされていることを話していました。

ベル・ディラード役の渡辺みり愛さんは、「平等に人を愛しすぎるがゆえに悩む女性」と役を表現し、「出てきた瞬間に太陽がぱっと明るくなるような存在でいたい」と役への深い思いを明かしていました。

カンパニーのチームワークの良さも伝わってきて、山本の「天然なところ」が稽古場を和ませていたというエピソードには、思わず笑みがこぼれました。最年少の中本さんも「年齢の壁をなくしてくれたカンパニーだったからこそ、率直に意見を言えた」と感謝を述べ、小南さんは「差し入れのお菓子でみんなの士気を上げました!」と、茶目っ気たっぷりに締めくくっていましたよ。
最後に小南さんから「新生活で刺激が欲しい方にもきっと楽しめる作品です。銀座を歩いている方もぜひ劇場に遊びに来ていただけたら」と、来場への温かいメッセージが送られました。

約2時間15分(休憩あり)の舞台は、稽古場から積み上げてきた密度の高い日々が、舞台上で確かな熱となって解き放たれる感動的な時間です。ヴァンス、サイモン、マーカムの三者三様の推理と捜査、そして屋敷に渦巻く愛憎の行方を、ぜひ銀座 博品館劇場で見届けてみませんか?
公演概要
舞台『ビショップマーダーケース』
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公演期間: 2026年4月22日(水) ~ 2026年4月29日(水・祝)
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会場: 銀座 博品館劇場(東京都中央区銀座 8-8-11 8階)
出演者
小南光司 中本大賀 山本佳志(SHOW-WA)
渡辺みり愛 小見川千明 近藤雄介 松村優 碕理人
木ノ本嶺浩 陰山泰
公演スケジュール
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4月22日(水) 18:00
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4月23日(木) 14:00
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4月24日(金) 14:00
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4月25日(土) 13:00/17:00
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4月26日(日) 13:00/17:00
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4月27日(月) 14:00
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4月28日(火) 14:00
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4月29日(水・祝) 13:00
※開場は開演の45分前
※上演時間 約2時間15分(休憩有り)
アフタートーク開催決定!
下記の公演にてアフタートークの開催が決定しました!
小南光司、中本大賀、山本佳志(SHOW-WA)、演出家の須貝英が登壇し、公演直後ならではの感想などをトークします。
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4月26日(日) 17:00
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4月28日(火) 14:00
※対象公演のチケットをお持ちのお客様のみご参加いただけます。
チケット料金
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ビショップ席:13,000円(1~3列目確保、特別記念品付)
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指定席:10,000円
※全席指定・税込 ※未就学児入場不可
スタッフ
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原作:S・S・ヴァン・ダイン
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脚本・演出:須貝英
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総合演出:野坂実
主催: ニッポン放送/カンフェティ/全栄企画株式会社
企画制作: ノサカラボ
製作: 全栄企画株式会社
お問い合わせ: Zen-A(ゼンエイ)TEL:03-3538-2300[平日 11:00~19:00]





